スマートウォッチをメーカー製アプリから解放するGadgetbridge

今ではあらゆるメーカーからスマートウォッチが販売されていますが、それを利用するにあたっては多くの場合その専用アプリをインストールしアカウントを作成したりなどの作業が必要になり、そのうえで日々の行動データも収集され、データはメーカーのサーバーに送信されあらゆる目的に使用されます。これは私のような人間にとって非常に煩わしいことで、これのせいで買わない理由の一つになっていました。しかし、専用アプリを介さずにスマートウォッチからデータを収集することでこのような制約から解放する、「Gadgetbridge」という素晴らしいアプリが存在することを知りました。

GadgetbridgeはAmazfit、Mi Bandなどいくつかのメーカー製のスマートウォッチに対応しています。ただし、一部の新しい製品については初回に限りメーカー製アプリでセットアップするなどの作業が必要にあります。私は「Amazfit Bip」を購入しましたが、スマートフォンでペアリングするだけでGadgetbridgeがダミーのユーザーデータを作成してすぐ使えるようになりました。

Gadgetbridge
睡眠の統計

そのほか、スマートウォッチ自体の使い心地としては以下のような感じです。

  • 安い(中古で6000円ほど)
  • Amazfitの電池持ちがいい(2ヶ月はもちそう)
  • 時刻を確認するのに腕を動かすだけでいい
  • 腕へのバイブで確実に通知に気づく
  • 天気など非対応の機能は見れない

マイニングに再参入した、分散型の暗号通貨取引所「Bisq」を使おうとしてやめた

3月末からNiceHashを使った暗号通貨のマイニングに再参入しています。2年前ほど前にも始めており採算が取れなくなった辺りで撤退しましたが、暗号通貨の安全な入手方法としてマイニングが適しているということに今年ようやく気づいて再開しました。中古のGTX 1070とジャンクのGTX 1060 6Gで採掘していましたが、1060はある日煙が出て火も出たため解雇しました。
今後マイニングの利益が0になっても採掘し続ける予定です。

構成

  • CPU:Ryzen 3 3200G (¥9,800)
  • CPUクーラー:(¥1,500)
  • メモリ:DDR4 8GB 2666×2(¥6,000)
  • GPU:GTX 1070(¥18,000)
  • マザーボード:(¥7,000)
  • 電源:750W(¥1,000)
  • HDD:SSD 120GB(¥0)

計:¥43,500

さて、マイニングで得た暗号通貨(NiceHashの場合は自動的にBitcoinで支払われる)にあたって、プライバシー保護に特化した別の暗号通貨「Monero」に交換することを考えていましたが、そこでかねてから存在を知っていた分散型の暗号通貨取引所「Bisq」を使うのはどうだろうかと思い使ってみることにしました。

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中古7000円のアンロック提供終了済みHUAWEI製端末にAndroid 11をインストールする

最近よくTwitterに書いていたことをメモ。

HUAWEI製の端末でブートローダーをアンロックし、カスタムROMをインストールするなどを行う場合は、専用のHUAWEIサイト内で手続きを行う必要がありましたが、HUAWEIは2018年5月にこれの提供を終了しました。

Huawei will stop providing bootloader unlocking for all new devices
https://www.xda-developers.com/huawei-stop-providing-bootloader-unlock-codes/

これにより全HUAWEI製端末でブートローダーのアンロックは不可となり、DC-Unlockerのようなサードパーティの有償アンロックサービスに頼るしかなくなりましたが、これも特定の低いバージョンのOSのみをサポートするなど完全対応とはいきませんでした。

しかし、Andrew Smirnoff氏によって開発された「PotatoNV」を使うことで、一部のKirin CPU搭載端末(Kirin 659/950/960)において、OSのバージョンなども関係なくブートローダーのアンロックを行えるようになりました。

それらのCPUを搭載した主な端末には「P20 lite」「Honor 9」「Mate 9」などの過去に人気だったものもあり、これらは中古で1万円以下で流通しており入手性もきわめてよいです。特にKirin 960はAntutuベンチマークで約20万点と、現在でも十分に使える性能を持っています。低コストでスマートフォンを複数台所持したい人にはおすすめです。

今回はPotatoNVを使用してBLU(ブートローダーアンロック)を行い、Android 11をインストールするまでの手順を書いておきます。

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貧乏人の8インチAndroidタブレット

ここ数ヶ月、8インチのタブレットを延々と探していました。用途は電子書籍の閲覧と動画視聴。12インチのWindowsタブレットを持っていますが、片手では扱えず手軽に手に取りづらい。しかし8インチとなるとメモリが2GBなどスペックが低いものばかりで困っていました。

そこで見つけたのが「HUAWEI MediaPad M5 8.4」。 中古相場は2.5万円で、安価なわりにスペックも悪くない。「M5 lite」という下位モデルもありますがこちらはスペックが低いです。指紋認証もない。

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ほぼ脱GoogleしたAndroidで快適に使えるスマホを作る

更新:GSI ROMの更新にTWRPは使えず、毎回PCでfastbootdモードに入る必要があり面倒なため、この手法はおすすめしない。

仕事が来ているかはともかくとして、仕事用とプライベート用で端末を分けたくなり、新しくXiaomiのスマートフォン「Redmi Note 9S」を8月に買いました。中古でちょうど2万円くらい。

私はAndroidが特に好きな一方で、Googleのことは嫌悪していて、Google製のアプリが入った状態では使いたくありません。なのでそれらが排除されたカスタムROMと呼ばれるもののうちの一つ「LineageOS」を好んで使用しています。プライベート用の端末でもこれを使っています。Note 9SにもLineageOSをインストールしようと思っていました。

ちなみに、Android 8.0からは「Project Treble」という機能が実装されています。これは要するにそれまで同一になっていたSoCメーカーの実装とAndroid OSを分離することでOSのアップデートを容易に行えるようになるというものです。これによって仮にNote 9S用のカスタムROMが容易されていなくても、LineageOSのGSIイメージ(Treble用のOSイメージ)が一つあれば対応端末全てにインストールして使うことができます。一応、Note 9S用の非公式ROMは存在しますが、ROMの更新はそれをメンテナンスする人頼みになってしまうというデメリットがあります(GSI版のLineageOSでも同じことだが、まだ希望があると言っていいと思う)。

ただ、完全に脱Googleすると多くのアプリ(私の場合はProtonMailやSlackなど)が使用している「Google Mobile Services (GMS)」でプッシュ通知などの機能が使えなくなってしまいます(OSのAOSPはオープンソースですがGMSはプロプライエタリなため。Huaweiの最近の話と同じです)。これも「microG」などのアプリを使って解決していこうと思います。

そういうわけで、今回はNote 9SにLineageOSのGSI版をインストールして脱Googleしつつ、microGでGMSの使いたい機能だけを使うチュートリアルを書いていきます。

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